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腕時計を脅かすものー磁気ー

意外と知らない危険なもの

GreenTime担当の川野です。この記事は腕時計を使用する上で特に気を付けなければならない『磁気』について紹介させていただきます。

磁気とは

磁気とは簡単に説明すると以下の図になります。
磁気の説明
 
磁気は様々な物から発しています。身近なものだと携帯電話やパソコンや電化製品、カバンの磁石の留め金など色々あります。なぜ磁気が腕時計にとって危険なのでしょうか。
 
GreenTime腕時計は主に【アナログクォーツ式】と【機械式】に分けられます。それぞれについて影響を受けてしまう部分やその被害について紹介します。

アナログクォーツ式の場合

アナログクォーツ式の時計を動かす部品として「ステップモーター」という小さい部品があります。さらにその中に永久磁石である「ローター」という部品があります。ローターはものすごく小さい磁石で、この部品を回転させることで歯車を動かしています。小さくても磁石なので外側から磁気を受けると、このローラーが正常に動かなくなったり止まったりします。
 
ステップモーター

機械式の場合

機械式は部品が金属でできているため、強い磁気を浴びてしまうと、金属部品が磁気を帯びてしまい機械式時計の心臓部である「てんぷ」に影響が出てしまいます。
てんぷ
 
てんぷは左右均等に動く振り子のような役割をもっているため、磁気によって精密な動きが悪くなってしまうと時間に狂いが生じたり、止まったりしてしまいます。磁気を帯びてしまった場合は「磁気抜き」という修理を行う必要があります。そのため、機械式はクォーツ式と比べて磁気の影響を強く受けやすいため、より気を付けていただく必要があります。

対策方法

一番簡単な対策方法は「磁気を発するものの近くに置かない」です。磁気は距離に反比例するため、電化製品などから少し離せば影響を少なくすることができます。5cm以上離せばほとんど磁気の影響は受けなくなります。10cm以上なら確実です。
 
5cmがどれくらいかと言えば、例えば腕時計をした手で携帯電話で電話したとしましょう。携帯電話で一番磁気を発しているのはスピーカー部分ですが電話している姿を想像してみて下さい。よほど変な持ち方をしたとしても、腕時計とスピーカーの距離は5cmは離れてると思います。
 
腕時計を普通に利用しているのであれば、磁気帯びのリスクは低いと言えます。腕時計が一番磁気を受けてしまう要素は「腕時計を外した際に置く場所」になるでしょう。携帯電話やテレビやパソコンの近くに置く、バッグの中のマグネット留め具の付近に入れる行為などが危険だと言えます。

まとめ

腕時計を使う上で思わないところで影響が出るのがこの「磁気」でしょう。しかし大きな影響を及ぼす磁気も、少しの意識でリスクを回避することができます。ずっと使って頂くために少しでもこの記事がみなさんのお役に立てればと思います。

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