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意外と知らない?時計の部品6

普段見えない所にもこだわりが

GreenTime担当の川野です。いままで様々な腕時計の部品を紹介してきましたが今回は【裏蓋】についてご紹介します。

裏蓋とは

裏蓋とは、時計のケースの裏側を密閉する蓋です。機密性を確保し、水分やホコリなどからムーブメントを守る部品です。通常はケースと同じ素材が使用され、時計によってはケースの裏蓋にサファイアクリスタル等のスケルトン素材を用い、中のムーブメントが透けて見えるようにしてあるものもあります。
 
裏蓋をケースに固定するために3種類の留め方があります。GreenTime腕時計も、腕時計に合わせて裏蓋の留め方が採用されています。

はめ込み式


 
はめ込み式はスナップバックとも言い、裏蓋をケースにそのまま押し込んで閉めるタイプの裏蓋です。ケースと裏蓋との間に若干隙間がある箇所にヘラのようなこじ開ける工具を差し込んで開けます。GreenTimeではスティールを使用したVEGANシリーズで採用されています。
 
工具はこのような形状をしています。

ねじ込み式


 
ねじ込み式はスクリューバックとも言い、裏蓋自体がネジ状になっていて、ネジの溝に沿ってケースに裏蓋を回してねじ込むタイプの裏蓋です。こちらも裏蓋を開けるときには専用の工具を使用します。GreenTimeではAUTOMATICシリーズZW073モデルで採用されています。
 
こちらの工具は大体このような形状をしています。ものによっては3股のものもあります。

ネジ留め式


 
裏蓋を複数のネジで止めて固定するタイプの裏蓋です。装飾性が高く、ドレスウォッチやシースルーバックのモデルにも使われたりします。GreenTime腕時計ではこのタイプの裏蓋がほとんどになります。ちなみに、時計のケースが円形以外の場合(GreenTime腕時計だとSQUAREモデル)だとスナップ式かネジ止め式が多いです。

電池切れの際には・・・

電池切れをした際には電池交換が必要になると思いますが、ネジ留め式ならネジを回して裏蓋を取り外してできますが、はめ込み式やねじ込み式は専用の工具がないと普通では取り外しすることは難しいです(専用の工具があっても難しいです!)。もし、ネジ留め式以外の腕時計を電池交換したい時は、一度時計屋に見てもらうことをお勧めします。

まとめ

裏蓋は腕時計の部品の中でも一番肌に触れる部品だと思います。ケースや文字盤といった表のデザインに目が行きがちと思いますが、裏蓋にもその腕時計にあったものが採用され、独自の装飾や彫りが施されていたりします。あまり目立たない部品ですが、注目してみると色んなこだわりが見えてくるのではないでしょうか。

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